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職人と呼ばれる仕事について

更新日:2021年8月24日

 こんにちは。いよいよ暑い夏がやってきました。子どもたちは夏休みに入り楽しさ満点で過ごしていると思います。私も子どもの頃は夏休みになるとほぼ毎日外へ飛び出し日が暮れるまで遊んでいました。そして夏休みが終わるギリギリに宿題を泣きながらやった記憶があります。私と同じ経験をした人は多いと思うので、私の気持ちはわかってくれると信じています。


 さて、お父さんお母さん、毎日暑い中ごくろうさまです。この季節は特に熱中症対策には気を付けて塩分と水分は十分に摂って気分が悪くなったらすぐに涼しい場所へ避難してくださいね。


 今回はいろんな職業の中でも私たちの業界の『職人』と呼ばれる人たちについて書こうと思います。


 一重に職人と呼ばれていても『大工職人』『左官職人』『とび職人』・・・と分かれていて、その一つひとつの職人の中にも『大工職人』だったら木造大工職人、型枠大工職人、マンション大工職人と住み分けされていてやることも違います。元々は大工職人と言えばのこぎりやちょうななどの大工道具を使って木材を加工し、柱や梁など家の骨組みから手作業で作っていた人たちのことを言います。今でも曲がった丸太を梁にしたりしている工務店もありますが、非常に少なくなりました。木材で一番強度が出るのがこの丸太を使った組み方なんですが丸太を使うには木材の知識や大工の経験が非常に重要でなかなかやれる人はいません。 

 

 今は機械の進歩で製材技術が発達しプレカットなどの技術の精度も良くなったので同じ規格のものが量産され、値段も安くなり需要の大半を占めていきます。そうなれば工務店側としては安く早く作れ、売り上げも上がるので丸太を使う建物が減るのは当然ですよね。


  しかしその反面人工的に木材を乾燥させ繊維が壊れ粘りも無くなり木材の強度が弱くなってしまい、住宅の耐久年数が少なくなっています。現在日本の住宅の耐久年数は約30年でそれ以降は建て替えやリフォームの費用が必要です。お客様がどこを重要視しているかによって選んでくるものも変わりますし、一概に正解と言えることではありません。

 例えば家は自分たち家族が住むだけで、子供が大きくなったらまた別の家を建てようと考えている人は耐久年数が少なくても問題ないかと思います。しかし家を子どもや孫へと引き継いでいこうとか、子ども達が出て行っても同じ家に住み老後を過ごそうと思うなら、リフォームやリノベーション工事をして建物の寿命を延ばした方がいいですよね。家を建てるのが目的ではなく、その家に住んでどう使っていこうというのを目的にしたら、どのような建物がいいか選べてくると思います。

 

 住宅を永く継続して使っていくにはしっかりとした技術や経験を持った業者を選ばないといけませんし、信用も大事です。ですので当社は代表自ら職人としての経験と知識で住宅を活かし永く住んでいただけるように施工しています。


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